講師・講演情報
8月2日(金)10:45 - 12:45
「日本のマイクロテクニックの行方」
電子顕微鏡が医学、生物学の研究分野に応用されてからこれまでどんな応用技術が開発され応用されてきたか?これから先どのように展開していくのかを自身の経験を基に改めて考えその先に何があるのかを推測してみたいと思います。
電子顕微鏡が発表された1933年は私の生まれた年で衰えかかった記憶を手繰り寄せ日本の電子顕微鏡の応用の歴史等を含め著名な研究者にも触れてみたいと思います。問題となっている形態学者の減少が止まらない状況でこのまま進むと近い将来形態学者がいなくなるとも言われている現状をいかに食い止めるか?なども考えてみたいと思います。
小塚 芳道
Yoshimichi Kozuka
プロフィール)
真空デバイス(株)
電子顕微鏡がこの世に現れた1933年生まれの老いぼれですがまだピンセットに摘んだグリッドは安定しています。1966年にHS-6 (TEM),MT-1 ガラスナイフで電顕を始め今年で58年になります。いまだに現役で支持膜作りから超薄切片のTEM, SEM 観察をして植物の研究をしております。
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昭和大学
電子顕微鏡室
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